2007年11月2日金曜日

ムツゴロウ


この距離なのに、埋まる。

夜、島原に入る。
温泉に入り、道の駅で寝る。
朝、太陽の光が射し込む。
車から出ると、ソイツはいた。
青空に負けぬ存在感の、雲仙岳。
道の駅内にある、土石流にのみ込まれた家屋に驚く。
雲仙岳から、かなり距離があるので、この家屋は移動したのだろうと思っていたのだが、ここまで本当に流れて来ていた。
そして、山に。
煙と硫黄の臭いの雲仙地獄をドライブ。
サッカー少年だった僕には、気になる場所がある。
今年は、県大会で負けてしまったのだが、去年まで22年連続で全国大会に出場していた、国見高校だ。
街に入ると、街灯がサッカーボール。
小さな街の誇りなのだろう。
その後、有明海を鹿島まで行く。
鹿島の道の駅で、干潟に黄昏る。
ムツゴロウが跳ねる。
ボーッと眺める。
もう少し早い時期なら、
「ガタスキー」
と言って、干潟で泥スキーが出来たんだと。
泥んこサッカー大好きな僕は、ちょっと残念。
本当に、色んな顔を見せてくれる。
この国は。

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