2007年12月31日月曜日

メッセージ

旅から帰り、仕事を探しています。
アルバイトとは違い、採用までに時間が、かかりすぎる。
年内に決めたかったのだが、会社が休みに突入し、どうしようもない。
ネットサーフィンにも飽きたので、活字に溺れてみた。

「世界で最も裕福な2人の資産は、最も貧しい45カ国のGDPの合計を上回る。」

あまりピンときませんが、世界で見ても富裕層と貧困層の格差は開いて来ている様です。
温暖化が叫ばれていますが、早ければ2040年には北極海は海氷の無い海になるそうです。
しかも、氷が消えた為、デンマークとカナダがその海の石油などの採掘権を争うそうです。

宇宙人が攻めてこない限り、地球は1つになれないのでしょうか?
枠が広くなれば、それ以上の争いになるんでしょうね。

話は変わり、母国語を話せる人が自分ただ1人だとしたら、どんなに寂しいだろう。
現在、数千人がこの運命に直面しているそうです。
言語学者によると、2007年に話されている約7000語のうち、半分が今世紀末までに最後の話し手の死をもって絶えるそうです。
アラスカのイーヤック語の最後の話し手のおばあちゃんは、死ぬ時、誰に何て言うのだろう?
喋ったはいいが、伝わらないのは悲しすぎる。

世界は広い。
いろんな事が起こっているんだなぁ。
明日じゃなくて今日で今年が終わります。
だからって、どうって事無いんだけど。
なぁ〜んて言っててはいかん。
今年同様、来年も濃〜い1年になる様に、ガキの使いで思いっきり笑おう。


ほなまたね。

2007年12月25日火曜日

実は・・・。

世間はクリスマスですが、実は私4日前までは、


こんな感じや、


こんな感じだったんですけど、今は・・・






















こんなんなってます。
髪が長い僕しか知らない人は、街ですれ違っても気付かないと思われます。
君の行きつけの美容院でカットしたんですけど、切りはじめの3回ほどのハサミの動きで、ちびまるこちゃんの様な髪型になり、スタッフ一同笑いをこらえきれず、爆笑してました。洗うのが楽で楽で風呂が好きになりました。

話は変わり、旅でお世話になった方。ブログを見てくれた方。友達。親。君。
本当に、心からありがとうございました。

サイドバーのボクサーユージをクリックしていただければ、旅の全記録をご覧できます。
暇な時にも覗いて見てください。画像の数が多いのでPCが疲れる場合があるかと思います。

旅は終わりましたがこちらのブログに、ダラダラと書く事があると思いますのでお付き合い願います。

それでは、僕と君に繋がる全ての人にとって、明日が素晴らしい日になります様に!

2007年12月19日水曜日

やったぜ!日本一周!!!


先ほど、我が家に到着しました。
僕の家にも、君の家にも
「やったぜ!日本一周!」
という文字が迎えてくれました。
ブラジルの諺にこんなものがある様です。


「恋人とでも友達とでも、一緒に旅を始めた二人は喧嘩をして途中で別れる。
でも旅先で知り合い、共に旅をすることになった人とは一生を共にする。」


一緒にスタートして、一緒にゴールした僕たちは……。

まぁ無事にゴール出来て何よりです。
今日はゆっくり休みます。
みなさん、ありがとう。
ほなまたね。

ナハナハ

こんにちは。
石垣島から那覇空港に到着しました。
石垣島では海を眺めランチしたり、街やビーチをぶらぶらしたり、酒に飲まれたりとのんびりしたのでした。
ちょっとづつ移動してきた今までからすると、石垣島から静岡に帰るなんて変な感じです。
昨夜は泥酔の為に、君が初めてアップしました。
飛行機が無事に名古屋に着きます様に。
ほなまたね。

W杯ファイナルの様な

元気ですか?みなさん。石垣島で泥酔ユージです。何事もなければ明日ゴールします。スタートしてから5ヶ月とちょっと。とても濃〜い時間を過ごさせて戴きました。私、泥酔中なので君が今になって初めて書きます。それでは、お休みなさい。

初めまして。今更ながら君こと私です。
旅を始めた頃はちょくちょく一言コメントを書いていこうと思っていたのですが(君のグルメレポート!と、題まで用意もしていたのですが)布団に入ると数十秒で眠りについてしまう為、ついに今日になってしまいました。
旅をしてきた5ヶ月、あっという間だったような、でも本当に濃厚な日々でした。
正直、最初の数日間は何度「帰りたい…」と思ったか。出発前にある程度の想像と覚悟はしていましたが、車での生活は思っていた以上にハードでした。
トイレ、お風呂、水道、寝床。今まで当たり前にあったもの、車生活ではその確保を毎日考える。
でも、そんな車生活も10日もするとすっかり慣れ、人間は順応性のある生き物ということを実感するのです。

とても長い時間、自分とも相手とも向き合うことができました。
何年も一緒にいるので相手の事はよく解っているつもりでしたが、新たな発見があれこれ。
ご想像通り喧嘩も言い合いも数知れず…
もちろんそれは相手も同じ。私はかなり自分勝手も言い、素を全快で出してしまっていたので。22/24時間くらい時間を共有していると隠すのは無理なのです。
ですので自分自身ともじっくりたっぷり向き合えました。これから先の自分がどう在りたいのか。大学を卒業してからずっと答えを探していたこと。
旅をするということ以外に制限のない状況下では、とてもクリアにシンプルにその答えは見えてきました。
ここから先は私次第です。まずは行動してチャレンジしていこうと思います。


この旅でたくさんの人と出会いました。再会もしました。泊めて頂いた方、働かせて頂いた方、会いに来てくれた方、一緒にテーブル囲んで語り合ってくれた方、色々おすそわけしてくれた旅の方、素敵なサービスをしてくれた宿の方、居酒屋の大将、本当にありがとうございました。
素敵な出会いばかりでした。
みなさん、また会いに行きます!!


ゆーじくんのお父さん、お母さん、風邪をひいていないか、元気でやっているかといつも気遣って頂いてありがとうございました。

最初は反対していたけど、最後には許して見守ってくれていたお父さんお母さん、本当にありがとう。

泥酔爆睡の上、さっきから寝言も発しているゆーじくんですが、色々ありながらも2人で旅をすることができて良かったです。ありがとう。


まとめると…日本一周旅行、素敵な貴重な旅でした!日本は広い!
家に帰るまでが旅。安全第一で無事ゴールしたいと思います。
長くなってしまいました。思いはまだまだ尽きませんが夜も更けてきたのでこの辺で。
おやすみなさい。

2007年12月17日月曜日

夕焼けニャンニャン


今、与那国島から石垣島に帰っている。
与那国島は雨と曇りで、ちと残念だった。


与那国島に着くなり、西崎に向かった。ここが日本最西端。先っぽにて、この国をぐる〜り旅した日々が、充実や満足といった達成感と、少しセンチメンタルをくれた。
Dr.コトーに出てくる様々な場所や、ビーチ、奇岩、馬や牛で楽しんだ。

高校の時、女の子に親が漁師の友達が居た。その子の親父さんに、沖釣りに連れて行ってもらった事がある。友達5人程で行った気がする。船が動いている時は、みんな
「俺たちは、海の男だ!」
という雰囲気を出し、波しぶきが気持ち良かったのだが、釣りポイントに着き船が横揺れに変わると、みんな釣りもせず甲板に寝転び吐いた。結局、その日僕は釣糸を垂らす事は無かった。
与那国島に海底遺跡か?と言われている所がある。そこに、グラスボートに乗り向かった。小さい船なので、初めから揺れていたのだが、その遺跡ポイントに着いた瞬間、横揺れが物凄くなった。しかも、下を覗いかないと見れない。下を覗き、海底遺跡を確認した瞬間、めっちゃ気持ち悪くなる。吐きはしなかったが、あの日の様に海底遺跡の上で、一瞬見ただけでダウンした。10人程乗っていたのだが、最後まで見ていたのは1人だけだった。

日本で最後に沈む、飛び切りのサンセットを見たかったのだが、そいつは顔を出してはくれなかった。曇り空に飛び切り綺麗な夕陽を想像した。
後は、石垣島でしばしのんびりして帰るのみ。
島って、やっぱり良い。

2007年12月15日土曜日

到着。

無事ゲロ吐かず到着か。
日本最西端の与那国島まで、もうすぐ。
最後の端っこであり、あとは帰るだけ。
思いっ切り楽しもうっと。
画像は携帯で撮ったので少々見づらいでしょうか?
そういう事で、ほなまたね。

ゲロ船

今、石垣島から与那国島にフェリーで向かっている。大海原の上。海は広い。そして青い。小さな事など、どーでも良くなる。

「僕達は、旅をしているんだ。」
この船に乗っている人、皆そんな顔をしている。約4時間の船の旅。僕はもつだろうか?
「この揺れに…。」
今乗っているフェリーは、通称「ゲロ船」。皆、どことなくヒッピーでボヘミアンな雰囲気を発し、すました顔をしているが、本当は
「気持ち悪いんだろ!?」
君はコートにくるまり横になっている。

「どーか、僕のコートとジーパンに吐きません様に。」

Dr.コトーの島であり、日本最西端の島。
「もうすぐだ。」と言いたい所だが、あと2時間は余裕である。

「気持ち悪いよぉ!ママぁ!!!」

2007年12月14日金曜日

島という非日常


日本なのに南十字星が見える島。日本最南端の島。
波照間島にやって来たのだ。

正確には日本最南端ではないのだけど、最南端の有人島であり、一般の人が行ける為に最南端の碑が立つ。

島に到着すると宿のおばちゃんが迎えに来てくれた。おばちゃんが、
「今日は暑いねぇ。海で泳いでる人いるよ。」と。
なので、宿に着くなり荷物を置き、チャリを借りレッツゴー!
太陽のシャワーの中、ハンドルをギュッと握りペダルを踏む。心地好い風を体いっぱいで感じ、スピードが上がる。風になったその時……。
「ブレーキきかねぇ。」
間一髪セーフ。チャリンコからとは思えない物凄い音を出し、サトウキビ畑の手前でストップ。
そんなこんなでチャリンコは十字路を右に曲がった。ニシ浜ビーチに。
「うぅわぁぁ〜。」
僕の言葉の引き出しでは言えません、伝えれません、あの海は。
Tシャツを脱ぎ、海に走る。期待はしていたけど、この季節に本当に海水浴が出来るなんて。
「素敵すぎる」。

しばらく泳ぎ、チャリを漕ぎだす。波照間島は信号が無い。そして、舗装されていない道での事。ヤギが居る。その下でモゾモゾしている小さい3匹。産まれたばかりの様で、必死に立とうとしている。
「がんばれェ…。」
やっとの事で立ち上がり、おっぱいに辿り着いた。感動ですゎ。
そして、日本最南端の碑に到着。遂に来ましたぁ。外国はすぐソコなんだぁ。
「いやぁ、思えば遠くへ来たもんだ。」
そして、島を一周して宿に帰る。この頃から天気が悪くなり始める。星は見れそうにない。
翌朝、雨。嘆いてもしょうがない。宿でインターネットしたり、カフェに行ったり、お土産見たり。
午後、雨が上がったのでニシ浜ビーチに行く。天気が悪いのに、うっとりしちゃうブルー。
「来た時よりも、美しく」。
良く学校の先生が言っていた。暇なので、ビーチクリーン作戦スタート。結構あるんだなぁ…、ゴミ。ヤドカリの宿チェンジの瞬間に遭遇。
そうして、陽は沈む。残念だが、今宵も星は見えず。

そして本日、波照間島から石垣島に戻って来たのでした。

静岡に産まれ、東京で生活していた僕にとって、旅自体がそうなのだが、島という空間は非日常を強く感じる訳で。島に憧れている自分も居る訳で。
日本の小さな島々に、海を渡り僕は行ってみたい。

2007年12月13日木曜日

南国パラダイス


恥ずかしながら、この年になって初めて飛行機に乗りました。空から見る大地、雲海、沖縄の海に大感動してしまいました。


沖縄本島に3泊4日。首里城、勝連城、座喜味城など世界遺産に行き、琉球王朝に思いを馳せる。
海軍壕、ひめゆりの塔、平和記念公園に行き、戦争にテンションを奪われる。
ちゅら海水族館を思いっ切り楽しみ、瀬底島などの綺麗なビーチ、降り注ぐ太陽の光に感謝感激。
平和記念公園には沖縄戦で亡くなった、ばあちゃんの弟の名前がある。多すぎる犠牲者の名前の中、その名前を見つけた。顔も知らなければ、見たことも逢ったこともない。話で聞いた事のある人の名前が石に刻まれていた。手を合わせ目を閉じる。
そうして石垣島に行き、波照間島に到着したのでした。

2007年12月11日火曜日

夏かっ!


今日は、暑かった。気温は26度まで上がった。
今、沖縄にいるのだ。

和歌山にて、世界遺産の紀伊山地の霊場と参詣道に行く。
その後、無料の温泉、「仙人風呂」に。
翌日、三重に。伊勢志摩ドライブを楽しみ、伊勢神宮に。喧嘩をしていたのだが、御参り前に仲直り。
翌日に関宿、鈴鹿、四日市と行き、名古屋入り。友人の家に車を置かせてもらい、その翌日に沖縄に飛んだのでした。

風邪と泥酔の為、アップ怠ってましたが、最後の県である沖縄に元気をもらい回復です。
沖縄にパソコンを持って来てないので、画像のアップは遅れます。
それでは。

2007年12月7日金曜日

紀州入り


山の定義は知らないが、天保山という日本で一番低い山に行く。高さは4メートルちょっと。そこに山の姿は無い。
そして、大阪から和歌山に行く。有田川の両脇には、みかんがワッサワサ。そのみかんに誘われる様に、山へと入って行く。
「あらぎ島」と呼ばれる、扇状の棚田に。芸術です。刈り取る前の姿を見たくなる。
その後、海に出てシーサイドドライブ。様々な表情の岩に魅せられる。

ゆっくりと着実に、ゴールが見えて来た。

2007年12月6日木曜日

ちりとてちん

雨の降る宝塚。雨を楽しむ為に、何処に行くか相談。議論の結果、宝塚歌劇か吉本のお笑いか落語を見に行こうとなる。

福井県小浜の友達宅に寄った時、おばちゃんに教えてもらった番組。
「ちりとてちん」。
NHKの連ドラで、舞台が福井の小浜。自分を変えたい少女が、大阪に行き落語家を目指す話。
車で生活している僕達にとって、カーナビがテレビ。ご飯はそのテレビを見ながら食べる。泊まったり、飯を食べる所は街中ばかりではなく、山の中や海岸沿いだったりする。そんな時はテレビの映りが悪いのだが、NHKは映るのです。
そう言った事が重なり、「ちりとてちん」を見始め、ハマってしまっている。
なので宝塚、吉本ではなく、落語を見に行く事に。

再び大阪の街に来た。大阪天満宮の目の前にある、
「天満繁昌亭」
と言う落語小屋に。昼と夜の部がある。昼の方が大勢、出演しているので昼の方を見る事に。すると行列が。受付に行くと、
「立ち見なら、入れます」
と。3時間以上の立ち見はしんどいと思ったのだが、今、落語が聞きたかったのでチケットを買い並ぶ。

3時間後…。
めっちゃ楽しくて、大満足で出る。「ちりとてちん」という、お話も聞けたし最高。

これからも、連ドラは欠かさず見よっと。
ほなまたね。

2007年12月5日水曜日

白黒


岡山から鳥取に少し寄り、兵庫に入る。
世界遺産、姫路城に行く。
戦災をまぬがれたその姿は、かなり男前です。
天守閣から姫路の街を見渡す。
城の中も見所たっぷり。
要塞でした。

その後、明石にて明石焼を食べる。
最高に上手い!
そして、神戸に行く。
お台場の様な埋め立て地に迷い込み、中々神戸駅に行けない。
やっとの事で神戸駅に到着。
六甲山から神戸の夜景でもと思いきや、悪天候な予報と疲れからスルー。
翌日、雨に起こされ宝塚を目指すのでした。

2007年12月4日火曜日

太陽9


日本三名園。
水戸の偕楽園、金沢の兼六園、そして岡山の後楽園。
偕楽園は曇りの上、喧嘩しながら。
兼六園は雨。
日本三名園、最後の後楽園は快晴でした。
やっぱり晴れは良い。
池の畔で抹茶をすすりながら、きびだんごを食べる。

日本の心に触れたとさ。

2007年12月3日月曜日

芸術の秋だから。


岡山県に来た。昨日のブログで、四国にまた来るよと書いたのでまた行く。四国といっても、瀬戸内海に浮かぶ島。岡山県の宇野港から見える。
芸術の秋と言うが、芸術の島は聞いた事があるだろうか?
香川県の直島と言う小さな島は、アートな島なんです。
しかも、この島は、僕の戦友であり親友、我がバンドの変態ベーシストの故郷でもある。
なので、どうしても来たかった。直島は、外国のトラベラーと言う雑誌で、世界で一度は行きたい島というのに紹介されている様だ。
宇野港からフェリーで20分くらいだろうか。あっという間に到着。港には、デッカイ赤いカボチャのアートがお出迎え。
車を置いて来たので、チャリンコを借りる。受け付けのお姉さんに、
「ウチのベースの、織田君知ってる?」
と聞き込み。すると、
「私、この島の人では無いんで…。」
カレー屋の女性にも聞くが、埼玉出身の様だ。芸術は人を呼ぶのだろう。
聞き込みはやめて、チャリンコを漕ぐ。
美術館に行く。アートが何たるかなど分からない。見方や楽しみ方等分からない。ここがどーで、あそこが凄くてとか、全然分からない。
なんとなく感じ、好き嫌いで楽しむ。
道端にも、芸術作品が何個もある。素晴らしい秋晴れが、作品を照らす。
白砂のビーチに、透き通る波の音。高松や、瀬戸大橋を近くに見せる、ブルーの空。紅葉の赤と、変わらぬ緑。そのメンバーに割り込む、黄色いカボチャのアート…。
「芸術やなぁ…???」
空いた民家や、お寺等を丸々作品にした、「家プロジェクト」なるモノもある。
小さい島ながら、美術館、道端の作品、家プロジェクト、そして自然と、盛り沢山で楽しかったです。
観光客も多く、これからもっと芸術に溢れる様です。

フェリーの港に帰る。時刻は夕方前。下校の小学生がチラホラ。チャリンコで、子供達を抜いて行く。僕が前で、君は後ろを走る。後ろが騒がしいので振り向く。
「……。」
君が、小学生にめっちゃ追いかけられている。しかも、女の子に。追いかけている子の友達は大きな声で、
「追いかけんなぁ!」
と叫んでいる。逃げる君と、追いかける女の子。すると、女の子の被っていた帽子が風に飛ばされた。その帽子を拾う君。「ありがとうございます」と、女の子。

僕には、まだまだ芸術はわからない。

2007年12月2日日曜日


香川といえば讃岐うどん。至るところにうどん屋が。二軒食べたのだけど、安くて上手い。
腹ごしらえの後は運動っと。
江戸の時代から、
「一生に一度は、こんぴら参り」
という言葉がある様です。その金刀比羅宮に行く。何が運動って、長ぁ〜い階段を登らないといけない。
お土産屋のおばちゃんが杖を貸してくれ、いざ出発。金刀比羅宮は芸術家を支援してきたらしく、国宝級の品々がある。立派な本宮に御参りし、眼下に広がる琴平の街と、讃岐富士を眺める。
伊予、土佐、阿波、讃岐。どこも好きです。
「サンキュー、四国。また来るよ。」

訪れる県もあと少し。寂しさは存在し、瀬戸内海の上。「この橋が、瀬戸大橋が何処までも続けばなぁ…」なんて思ってみたが、今月に入り、ガソリンがより高いので、程好く岡山に着いてくれて良かったです。

四国、ほなまたね。

2007年12月1日土曜日

師走な気分


吉野川に沿い、徳島シティに行く。「日本で最も美しい村連盟」というNPO法人があり、そこに旅に出る時は9つの村が登録されていた。今は11の村に増えている。僕達にとって10個目の村、上勝町に行く。
徳島市街より1時間、山を越え到着。広がるのどかな風景に優しく迎えられる。
樫原の棚田を見に行く。稲は刈り取られているのだが、棚田は何度見ても良い。あれはアートです。猪にも逢い、しばしゆっくりする。
そして、徳島シティで徳島ラーメンを食べ、鳴門に向かう。鳴門大橋に「渦の道」という観覧遊歩道があり、そこから見る。確かに渦を巻いてました。潮の流れ、地形が生み出す渦巻きが、現れるのを待ち、現れれば喜ぶというのを、君が止めるまでズッとしてました。飽きないんだよねぇ。波を見るのって。
そして、香川県の庵治に行く。みなさんも見た事があるかもしれないが、映画の「世界の中心で愛を叫ぶ」のロケ地。君がどうしても行くと言うので寄る。堤防や写真館では、大変楽しそうでした。映画に使われたスクーターがあったので、それに乗る。すると、女性の方が、
「二人乗りをして」と。
で、君と二人乗りをすると写真を何枚も撮ってくれた。女性の方は言う。
「次はここに立って下さい。」
そして、何枚も撮ってくれた。なんだか、ムリヤリ愛を叫んだ感じだ。

本日より、12月です。この旅も、あと少しです。今、車の中で寝ながら更新しています。何度、この体勢で更新したのでしょう。何度、更新しながら寝てしまったのでしょう。
僕は携帯電話で文字を打ち、君はその横で寝返りを打ち、それにより布団を取られた僕は舌を打ち、今じゃ車が僕の家。
何だかなぁ。